「受験生は夏が勝負」などとよく聞きますね。
学校も夏休みに入り、まとまって勉強時間をとれる夏休みは確かにぐんと実力が付く時期でもあります。
でも、花火大会、海、プール、お祭りなどなど…誘惑が多いのも夏休み。
暑さでやる気が出なくなる、なんてこともあるかもしれません。
大学受験の時に1年で偏差値25から75まで上げた私が実際にやっていたやる気を出すための方法をお伝えします!
夏休みに勉強しない受験生って私だけ?
勝負の夏、といわれる夏休みに受験勉強に身が入らないと、気持ちばかり急いてしまいますよね。
夏休みに受験勉強しない受験生は、あなただけではありません。
もちろん勉強している受験生は多いですが、日本の高校3年生・中学3年生全人数で考えると、勉強していない人のほうが多いでしょう。
受験勉強をがんばる学生が多いのは間違いないですが、がんばらない学生はもっと多いのですw
それを聞いてほっとしたあなた。
ばかもんがーーーー!!!
他人は他人、自分は自分
って繰り返し繰り返し小さい頃から聞かされてきませんでしたか?
まさにそうなんですよ。
他の人が勉強してないから安心するなんて、そんな他人のものさしに合わせて生きていくようじゃあこの先思いやられますよ。
他人は他人、自分は自分です。
他人が勉強してなくても、自分がするべきだと感じてるなら、あなたは他人がどうであれ受験勉強するべきなんです、この夏休みに。
そうは言ってもやる気が出ない?!
大学受験の時に1年で偏差値25から75まで上げた私が実際にやっていたやる気を出すための方法を伝授しようじゃないですか。
受験勉強のやる気が出ない時の対策4つ
基本、勉強が好きな人でない限り、受験勉強なんてやる気が出なくて当たり前なんです。
ライバル達もやる気が出なくて悩んでます。
やる気さえあれば、受験は勝てます。
そうは言ってもやる気が出ないとき、効果的で簡単なやる気の出し方を紹介していきます。
1. 場所を変える
よく言われることですが、勉強するときには周りに物がない方がいいです。
視界に物が入ると、それだけで集中をそがれる要因になります。
自宅の机がきれいに片付いているから自宅で勉強している、という人もいるかもしれません。
でも、自宅にはテレビや好きな漫画など、誘惑がたくさんあります。
私は意志が弱いので、自宅にいるとついつい誘惑に負けていました。笑
なので、私は勉強するときは必ず外出して勉強するようにしていました。
勉強道具以外がない環境に身をおくことで、勉強に集中できるようになりました。
個人的には、図書館や自習室など静かすぎるところよりも、カフェや市民センターのロビーなど、少しざわざわしている環境がおすすめです。
英語を勉強するときなどは、ぶつぶつつぶやきながらやった方が頭に入りやすいので、多少つぶやいていても目立たないような環境が私にとってはベストでした。
「ここで勉強する」と決まった場所があると、そこに行くだけで勉強モードになることができるので、おすすめです。
2. 考え方を変える
夏休み、たくさん遊びたいのに勉強しないといけない……すごく苦痛ですよね。
かといって、勉強しないで遊びにいくと、受験勉強のことが気になって楽しめなかったり…
私が受験生のときにやっていた方法は、「考え方を変える」ことです。
もっとシンプルにいうと「ドラマや漫画の主人公になったつもりで勉強する」ことでした。
勉強がつらいときも「ドラマの中で言ったら今第〇話くらいで、山場だな」「これを乗り越えたら次回はちょっと穏やかなストーリーの回になるな」などと思っていると楽しみながらと乗り切れました。
遊びに行った時も「ドラマの中でもこういうリフレッシュの回あるよねー」などと考えていました。そういうストーリーの中にいるのだから、と思えば罪悪感なく楽しめます。
スポーツの漫画やドラマなどでも、ずっと練習ばかりではなくみんなで遊びに行くような回もあるかと思います。
でも、ドラマが全10話だとしたらせいぜい1話くらいですよね。
なので、私も勉強と遊びがそのくらいの割合になるように自然と心がけていました。
想像力が豊かな人やドラマ好きにはおすすめの方法です。
3. 寝る
何時間も勉強していると、飽きてきてしまってやる気が出なくなりますよね。
そんな時の非常にシンプルな対処法は「寝ること」です。
昼寝が脳の働きに効果的というのは近年とてもよく言われるようになったことですが、実際何時間も続けて勉強していると、脳が疲れてくる感じがして眠気が襲ってくるかと思います。
そんなときは、潔く昼寝してしまうのが一番です。
15分から20分程度の昼寝が有効というのは科学的に言われていることです。
少し昼寝をして、すっきりした頭で勉強再開しましょう。
私が受験生のときは1時間昼寝していました。笑
1時間昼寝すると、寝起きがぼーっとしてしまい、30分くらいはノートの整理など簡単な作業しかできなかったので、寝起きからすぐに勉強にとりかかるためには長くても30分程度の昼寝にした方がいいかと思います。
周りの受験生の中には、睡眠時間を削って勉強している人もいました。
もちろんその人のタイプにもよりますが、よっぽどのショートスリーパーでもない限り、きちんと睡眠時間を確保して、昼寝もとりながら脳をリフレッシュさせる方が効果的なように感じます。
私は受験生の頃も毎日8時間睡眠でした。(夜7時間、昼寝で1時間)
4. 何に飽きたかを把握する
同じ勉強を続けていると、どうしても飽きてしまいます。
その時に大切なのは「何に飽きたかをしっかり把握すること」だと思います。
私がよく考えていたのは「教科に飽きたのか、やることに飽きたのか」ということです。
英語にあきたら日本史、日本史に飽きたら現代文……などのように教科を変えるのも気分を変える手段の一つです。
でも、英語に飽きたから日本史にしたとして、やっている内容が英単語の暗記と日本史の年号の暗記だと、どちらも同じような作業になりますよね。
「単語を覚える」という作業に飽きたのであれば、同じ英語でも長文読解にするだけで気分が変わって飽きずに勉強を続けることができます。
受験生の夏休みの過ごし方に決まりはない!
夏休みは学校もないので、友達に会う時間も少なくなり、一人で勉強しなければいけない時間が増える時期です。
受験生と一言でくくっても、その夏休みの過ごし方に決まりはないし、他人がどう過ごしているか実際のところは分からないし、余計に焦る気持ちになる方も多いと思います。
でも、他人は他人、自分は自分です。
他人がどれだけ勉強しているか分かったところで、その質は分かりませんし、その蓄積も分かりません。気にしたって仕方がないのです。
そんなことに時間を使ったり脳みそを使うのは、馬鹿げていますよね。
時間は有限。だったら、少しでも楽しみながら、リフレッシュしながら、自分のペースで夏を乗り切りましょう!
「こんなに勉強した」と思えるくらい勉強できたら、その後の自信になりますよ。
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